北海道で初めて世界自然遺産に登録された知床。
道外の旅人には憧れの地であるが、道民は単に“自然の宝庫”くらいにしかとらえていないのではないだろうか。
知床の壮大かつ手つかずの自然(ウトロの夕日、知床五湖など)は素晴らしい。しかし、そんな素晴らしい光景を目にすることができるのは、そこに地元を愛し、自然とともに生きる人がいるからだ。
想像を絶する長い寒い冬を乗り越え生きる人々、土地のハンデを魅力に変えようと頑張る人々、人の努力があったからこそ、知床は世界自然遺産に選ばれたと言っても過言ではない。
番組では、知床に生きる熱い想いを持つ人々を“楽人(らくじん)”と名付け、彼らの想いを通して知床の魅力を伝える。 |
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楽人File(42)
横内誠也さん
43歳
第38睦丸船頭
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9月半ばから始まった秋鮭漁。秋鮭漁は定置網漁です。睦丸の漁場は、世界遺産登録海域内。そこに、4カ所の網を仕掛け、1つずつ揚げていきます。「大自然の恵みを受けて、漁をしているという自負はあります」と横内さん。この日は大漁で、横内さんの顔もほころびます。「知床のシャケは、オホーツク海の水温が低いため、身がしまっているし、脂も乗っておいしい」と誇らしげな横内さん。ただ、2カ月の間で1年分を稼ぎ出さなければならないため、決して楽な仕事ではありません。それでも横内さんは、知床の恵みに感謝しながら、今日も漁に出ます。 |
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